9/25 稲刈り (山形県天童市)
天気が良かったこともあってか、稲刈りが始まっていました。
黄金の景色が秋を表しています。
これを麦秋のように、米秋とは言わないところがおもしろいと感じました。
イネの種類なのか、収穫時期をずらすためか、黄色い葉と緑色の葉のものがありました。
緑色の葉が、黄色になって、黄葉しているように思える。
アントシアンによる紅葉ではなく、イチョウのようなカロテノイドによる黄葉なのであろうか。
それにしても、イネの黄葉とは聞いたことがない。
葉が緑色に見えるのは、クロロフィルがあり光合成を続けているということ。
もう最後というときに、分解され、消滅する。
田んぼ全てが黄金色になるときは、クロロフィルが消滅したときとなるのだろう。
多くの果樹が赤色に熟すのは、アントシアンの働きによる。アントシアンは、紫外線の吸収を行う。それは、幼いタネを守るためという。タネが熟したときに、実を食べてもらって遠くにタネを運んでもらうため、赤くなる。
稲穂は、カロテノイドによって紫外線対策を行っているのだろう。
アントシアンによって紅葉してしまっては、目立ってしまい鳥が集まってきてしまう。少なくてもお米だけは、赤くなってはいけないはずだ。
アントシアンを作らないものが人間によって選ばれて育てられてきたのだろうな。
熟してもタネを落とさない(落とせない)性質のように。
9/1 コメの花 満開
8月31日(土)と9月1日(日)は、通信のスクーリングの学生さんたちの総合的な学習の時間の指導法の講義を担当しました。まる二日間というのはどういうものか心配でしたが、一生懸命な学生さんばかりだったので楽しく過ごすことができました。
そして、こうした時には、良い発見があるものです。
いつかいつかと思っていたものを見ることができました。
コメの花です。31日は、一部にしか見られなかったのですが、9月1日は、満開状態でした。こんなに一斉に咲くのを見たのは初めてです。1年間で、この日にしか見られない花を見ることができました。
山形の天童市では、毎年8月5日頃に咲きます。
伊勢崎市は6月上旬の麦秋を終え、その後田植えをします。田植えから2か月半。
種類にもよるのでしょうが、伊勢崎の方が半月ほど成長が早いことになります。
とうとう23万km 2019.8.19
16年目になりました。
もうそろそろと言われながらも、乗り続けています。
でも、いろんなところに無理が来ています。本当にそろそろとなってきました。
私の生涯において、最も長く乗り続けたプリウスを誇りに思います。